GA4を用いてサイトの分析をしないといけないけれども、具体的な分析の方法がわからない。。
今回はそんなWeb担当者の皆様に最低限対応するべきサイト分析の方法をご紹介いたします!
Webマーケ歴8年目のCousukeがお伝えしていきます!
Googleアナリティクス4(GA4)は、Googleが2020年にリリースした新しいWeb解析ツールです。
従来のUniversal Analytics(UA)と比べて、データの収集・分析方法が大きく変更され、複雑化しているため、使い方がわからない..となってしまっている方も多いです!
▼本記事の概要
・ゴール:Web担当者として必要なGA4の探索レポート(カスタムレポート)機能が使えるようになる
・解説点:①探索レポートの開設方法②探索レポートの設計方法③ざっくりとした分析方法
ぜひGA4でサイト分析を行って、Webサイトのユーザー行動をより深く理解し、効果的な改善施策を打てるようになりましょう!。
本記事では、現役WebマーケターがGA4を使ったサイト分析の方法を徹底解説します。
GA4を初めて利用する方から、UAからGA4への移行を検討している方まで、幅広く役立つ情報を提供していきます!
GA4のメリット
まず、前提知識として必要なGA4メリットについてまとめていきます!
データの収集方法がアップデートされた
UA | セッション(ページ訪問回数)単位でデータを収集。 ページ単位で、セッション数やコンバージョン数を確認 |
GA4 | ユーザー単位でデータを収集。 1人のユーザーが行ったあらゆるアクション(スクロール率、リンククリック)を取得可能に! |
サイト分析方法がカスタマイズ可能
UAでは、あらかじめ用意されたレポートを利用するしかありませんでしたが、GA4ではレポートをカスタマイズして、自分の目的に合った分析を行うことができます。
具体的には、「探索レポート」という機能を活用します。
この後、探索レポートの使い方について解説していきます!
アプリ分析にも対応
UAはWebサイト専用のツールでしたが、GA4はアプリの分析にも対応しています。これにより、Webサイトとアプリを横断したデータ分析が可能になります。
簡易的なレポートをいつでも見ることができる
GA4では、以下のレポートが用意されています。左側のメニューバーにある項目をクリックして、各項目のレポート内容を確認してみてください!
セッションやコンバージョン数などのポイントを簡単にチェックすることができます!
GA4のサイト分析でよく使う指標
GA4でよく使う指標をまとめました!
- セッション数
1日あたりの訪問回数です。
- ユーザー数
1日あたりの訪問ユーザー数です。
- イベント数
特定のユーザー行動(イベント)の数を表示するものです。カスタムイベントを設定した際によく使います!
例えば、特定のCTAのクリック数を計測するイベントを設定した場合の「イベント数」はCTAのクリック数を指します!
GA4の探索レポート作成について詳しく学びたい方はこちらの本↓がおすすめです!
※PRですが私も実際に使用しています!
探索レポート(GA4)の作成方法
探索レポート>自由形式を開いてまっさらなレポート画面に移動しましょう!
そして、左上のデータ探索名を任意の名前に変更してください。いわゆるレポートの名前にあたります。
続いて、ディメンション→ランディングページ+文字列
指標→セッションというように登録をしてください!
詳細な方法は以下をご確認ください!
▼ディメンション/指標の登録方法
ディメンション/指標横の「+」ボタンをクリック
ディメンション/指標で探したい名前を検索→チェックボックスをチェック→インポートの順に対応!
最後に、
行に「ランディングページ+文字列」、列に「セッション」を登録したら
「ランディングページごとのセッション数」が見えるレポートが完成しています。
▽SEOを学ぶなら
GA4の分析ポイント
GA4を活用する際には、以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。
期間比較
探索レポート左上カスタムの部分から、期間比較ができます!
これを設定することで同一期間における数値変化が読みとけるようになります!
まずは昨年対比/昨月対比の変動をチェックしてみましょう!
コンバージョンの設定
以下の記事でご紹介している、コンバージョン設定を行うことで、実際のビジネスへのインパクトを可視化することができます!
いかがでしたか?
ぜひ皆様もGA4を活用して、ビジネスの成長を実現させていきましょう!