SEOコンサル歴8年のライターが、「長時間労働に悩むSEOコンサル勤務のサラリーマン」に独立・開業をおすすめできるかどうか、徹底解説をしていきます!
1. SEOコンサルは独立・開業と相性が良い理由
結論、SEOコンサルとして独立・開業するのは非常におすすめです。理由をまとめていきますね。
未開拓の顧客層が多い
私の営業経験上、世の中の企業の9割以上は「月20万円以上のSEOコンサルフィー」を払えません。
市場のSEO代理店だと取りづらいこの層こそ、個人SEOコンサルの最良のターゲットになります。
アップセルがしやすい
SEOは言ってしまえば「低コストWEB集客の要」。
ここで成果を出して予算の原資を生み出すことができれば、さらなる投資先として、「クリエイティブ制作」「記事制作」のような下流の業務から、「WEBマーケ戦略設計」など上流業務の提案が自然にできます。
時間に余裕ができる
案件の選択自由度が高く、無駄なミーティングや長時間残業が減ります。何より個人で取ることで所得への跳ね返りが一気に上がります。具体的には、案件を10件1人で回せるようになれば、年商は2,000万円をゆうに超えます。
ノーリスクでスタート可能
開業費用がほぼゼロ(PC・ネット環境があればOK)。副業からでも始められます。
自分のブランド構築も可能
ブログやSNS発信でSEOコンサルとしての権威性を高めることも可能。
最近はやりのAIコンサルと掛け合わせてみるのも面白いですよ!!
まずは、SEOコンサルをココナラなどのスキルマーケットに出品してみるのがおすすめ
2. SEOコンサルで独立・開業する場合の注意点
SEOコンサルで独立・開業する際の注意点は①法務観点②契約理解(契約〜請求まで)③サービスFMTの開発です。
1つずつ見ていきましょう!
法務観点(競合防止やトラブル回避)
退職後に「競業避止義務」に違反しないか確認。
以前の勤務先の契約書の確認が必要。
クライアントとの契約書は必ず締結し、業務範囲・支払い条件を明記する。
契約〜請求までの流れを理解する
契約書作成 → 見積書提出 → 請求書発行
クラウド会計サービス(例:freee、マネーフォワード)を使うと効率的。
取引の記録・管理は「基本的にGoogleスプレッドシート」で一元管理がおすすめ。
案件の内容、金額、進行状況などを一目で把握可能。
サービス提供の前にサービスFMT(フォーマット)を開発する
SEOコンサルのサービスを明確に定義するのが一番重要です。営業・提案時にこのFMTがあると説明コストが一気に下がります。
例:
- 現状分析レポート(GA4、サーチコンソールからの診断)
- 改善提案書(キーワード調査、コンテンツ案)
- 施策実施サポート(具体的なタスク管理)
FMT開発のイメージが湧かない方は以下の書籍を参考にサービスFMTを整えるのがおすすめ!
業界のトッププレイヤーである「LANY」社の提供するサービスを学ぶことができます。
3. SEOコンサルで仕事を受注するなら?
独立初期は「スキルを磨きながら小さな案件を取る」ことが重要です。
特に、会社員をしながらの場合はリスクも抑えつつ進めることが可能です。
そこでおすすめなのがココナラの活用。
クラウドワークスなどのほかサービスに比べて、初心者向けのやさしい案件が多く、初期実績作りや、小規模案件の受注に便利。
SEOコンサルとしてのプロフィール整備と口コミが増えていけばおのずと案件受注も簡単になっていきます!
まずはココナラから、SEO案件(5万円くらいがおすすめ!)を掲載していきましょう!
4. まずは一歩!開業届を出してみよう
受注見立てが立てばあとは開業届を出して、個人事業主になりましょう(節税のため)。
はじめての開業届申請なら、サービス利用料0円のマネーフォワードクラウド開業届が一番おすすめです。
まずサービス利用料が無料であること、UIがわかりやすいこと、ヘルプが充実していることがおすすめできるところです。
##補足メモ
- 開業届は税務署に無料で提出可能。
- 副業でも開業届を出すことメリットがある
- 税制優遇(青色申告控除や経費計上)が受けられる。
- 自分の事業に対する意識が高まり、モチベーションアップ。
まとめ
- SEOコンサルは個人で独立しやすく、自由度が高い仕事。
- 最初はリスクを抑えつつ、小さな一歩から始めよう。
- 開業届の提出と、実績作りのための案件受注がカギ