コンセプトのつくりかたの本要約・感想

コラム

こんにちは、cousukeです。
年間100冊以上本を読んでいます!特に面白かった本をたまにブログやnoteでまとめています。

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今回は、「コンセプトのつくりかた」の要約・感想をまとめました。

コンセプトのつくりかたの要約

本書では、コンセプトとは何か?という定義から具体的なコンセプトの作り方について解説されています。コンセプト設計の例示に出されるのがあの国民的ゲームWiiなので、とてもピンと来やすく面白いです!

コンセプトとは

コンセプトとは、未知の良さに形を与えたもの。そして、自分を幸せにしたうえで世界を良くするもの。

例えば、スティーブ・ジョブズの生み出したiphoneもまさにコンセプトから生まれたもの。

既知の良さから生まれる製品は機能の改善した携帯電話でしかなかったはずだけれども、
もっと人と人がつながるには?という未知の「あったら良いよね」という思考をかたちにしたのがiphoneかもしれません。

コンセプトのつくりかた

未知のものをかたちにするのは難しそう、、、

そう思った方はご安心を。本書ではコンセプトをつくるための具体的なプロセスまで解説しています。

コンセプトを作るための前提(ミッション)の設定:
→新型ゲーム機の提供を通して、ゲーム人口を拡大させる

ミッション達成に向けて、素直な愚痴を言ってみる
→結局資本力が敵わない、、ゲーム脳って言われるのが悲しい、、

素直な愚痴を解消するための方法は?ズラして質問してみる:
→ゲーム脳っぽくないゲームの場面とかってある?

ズラした質問の答えをグループ化して、ミッション達成の道筋を見つける:
→家族で遊べて、体も動かせるゲーム機

というふうにステップバイステップでコンセプトをつくる方法が見えてきます。

具体的なステップの進め方のイメージがすごく湧きますよね。
コンセプトを作りたいクリエイターや研究者、経営者などなど色々な立場の方におすすめできそうです!

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コンセプトのつくりかたの感想

コンセプトという、わかるようでわかりにくい言葉の意味が腹落ちする、そんな内容でした。

常に、未知の良さに対する渇望をなんとなく抱えていることに気づけたのが何よりの発見です。
私自身、森林に関する仕事を創出することを目標に生きているので、まさにコンセプトを作っていく必要があります。

ミッション:森林関係人口(森になんらかのかたちで関わる人)を増やす。
素直な愚痴:虫や土が嫌いなんじゃないか。結局キャンプとかに行ける人はお金もち。
愚痴を解消:嫌いなのは触れたことがないから?近場で遊べたら良い?触れられたら良い?
ミッションを達成するためには?:都内の森林公園で煙のでない焚き火を囲むコミュニティ
                →仕事終わりに深呼吸しよう。

こんな感じでサクッと作れるのがとても良いですね!

みなさんもぜひ、試してみてください!