GA4にようやく移行できたのはいいけど、UAとGA4のユーザー数が違いすぎる、最近はそんな質問をよくいただきます。
そこで今回は、GA4とUAのユーザー数が異なる理由について、コンパクトに解説していきます!
GA4とUAの「ユーザー数」の定義はそもそも違う
GA4におけるユーザー数:
AU(アクティブユーザー数:特定期間内におけるユニークユーザー数のこと)を指しています。
当然、”特定期間”に絞り込まれているので、UUとAUの関係はUU>=AUになります!
UAにおけるユーザー数:
UU(ユニークユーザー数)を指しています。
同一人物が複数回サイトを訪れたとしてもカウントは”1”
したがって、GA4のユーザー数はUAのユーザー数よりも定義上少なくなります。
それ故に、GA4とUAで計測していた数値が”合わない”という事象が起きます。
GA4におけるユーザー数の定義
ユーザー数は探索レポート等で指定した期間におけるユニークユーザー数を計上したものといえます。
例えば、
2023年8月1日:ユーザーA,B,Cがサイトへ訪問
↓
2023年8月2日:ユーザーAがサイトへ訪問
した場合、
2023年8月1日のユーザー数:3
↓
2023年8月2日のユーザー数:1
そして、
2023年8月1日~8月2日のユーザー数:3
となります。
つまり、日別のユーザー数の総和>=全期間のユーザ数となるわけです!!
GA4データを有効活用したSEO対策ならランクエスト
GA4はUAよりも正確に「ユーザ情報」をトラッキングしている、だからユーザー数が少なくなる、合わなくなる
GA4は、ユーザーの識別方法の精度があがっているため、異なるブラウザや異なるデバイスを使って同一ユーザーがサイトを訪問したことを認識しています。
一方、UAでは、そういったユーザ環境データを取得できていなかったため、それらの同一ユーザーを複数ユーザーとして認識していました。
参照:https://support.google.com/analytics/answer/9213390?sjid=8441829514504110772-AP
GA4のことをもっと学びたい方へ
こういったGA4の設定方法や発展的なレポート作成を学びたいWebマーケターの皆様は
ぜひ以下の書籍を参考にしてみてください!
複数書籍を読みあさった結果、1番わかりやすかったです!
その他、GA4について情報を収集されたい方はぜひ以下からお問い合わせください!