近年、appleが森林再生ファンドを創設したり、スターバックスがサステナビリティレポートを毎年発行したりと、企業が自然環境負荷を減らすための取り組みに注目が集まってきています。
それもそのはず、近年はESG投資ブームです。
ESGの投資信託に組み込まれるかどうかで、株価が大きく変わるというようなことが多々あります。
そんな大注目のESG投資についてお手軽に学べる書籍を、元森林科学専攻で環境負荷についても学んでいたライターが紹介していきます!
※実際に読んだ本の中から選定しています。本へのリンクはAmazonアソシエイトリンクを使用しています。
ESG投資とは
ESG投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの要素を考慮して行う投資手法です。ESG投資を学ぶ意義は、以下の3つが挙げられます。
単純に財務情報や成長性を基に投資判断を行う従来型の投資とは異なり、地球環境や企業活動の持続性を重視して投資判断を行う点に特徴があります。
ESG投資を学びたい方におすすめの書籍5選
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60分でわかる! ESG 超入門
入門書といえばこちら。投資を集める企業観点でESGについて学べます。
企業がESGに取り組みべき理由の解説のみならず、実際に取り組みを行う企業の実例についても紹介してくれていてわかりやすい。
ESGとTNFD時代のイチから分かる 生物多様性・ネイチャーポジティブ経営
生物多様性を学ぶ本のおすすめとしても紹介したこちらの本。
やはりわかりやすい。ESGのみならず、TNFDというような国際的な環境負荷低減に向けた枠組みについても解説されているので「なぜESG投資が重要か」という点がよくわかります。
ESG情報開示の実践ガイドブック
ESG情報開示に関わる担当者に圧倒的におすすめしたいのがこちら。
「ESG情報開示の実践ガイドブック」
私の知る範囲では、実務的な情報開示のガイドを行ってくれている日本語の書籍はこれくらいです。
サステナビリティ担当者の方はぜひ御覧ください!
SDGs時代を勝ち抜く ESG財務戦略
こちらの本の面白いところは、ESG投資を集めるうえでどのような財務戦略(投資戦略)を取るべきか、を解説してくれている点。
ESGがいくら重要とはいえ、財務的な健全性があってはじめて環境負荷への貢献が実現できるものです。そのリアルな立場に立ったうえでどうESG観点を強化していくのかを解説してくれる良書です。
人と自然の環境学
こちらはESGと直接関係はないですが、ESGという概念を理解するために必要な基礎を学べる本です。
ESGやSDGsのような象徴化されたものを追っていくと見落としがちな自然環境そのものへの理解を深められる本です。
ぜひ皆様に手に取って頂きたい本です。
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ESG投資に関する本を買うなら
私自身、ESG/生物多様性などの新しい分野の書籍をたくさん読んでいるので、
Amazonのkindleアプリの読み放題サービス(月980円)を使っています。
※2023-2024年の年末年始の今だけ3ヶ月99円とのこと。
これからもっとESG投資や社会のことを学んでいきたい、という方にはとてもおすすめです!